土地の所有者や境界・面積などを明確化する
『地籍調査』が順調に進んでいないことから、
国土交通省が調査方法の見直しに取りかかる。
2000年に決めた当初計画では
2009年までに全国の地籍調査を終える計画だったが、
2005年度末の進ちょく率は全国で47%、
都市部では20%にも満たないのが現状で、
このため行政担当者・有職者を加えた検討委員会を設置し、
調査の推進体制・方法の見直しに取りかかる。
正確な土地面積・境界は、スムーズな
土地取引・迅速な災害復興などに必要だが、
現在、
登記所に備え付けられている地図の約半数は
明治時代初期に作成された図面が使われており、
実際の土地利用状況と大きく食い違う場所も少なくない。
このために、
道路整備などの公共事業・民間の再開発事業などでは、
そのたびに土地の所有者や
地番・地目・境界・面積を詳細に調べることになり、
事業期間・コストが膨らむ一因になっている。
国土交通省はこうした現状を改善するため、
2000年に作成した第5次国土調査事業10カ年計画で、
2009年度までに全国の地籍調査を済ませるとしていた。
国土交通省が設置した調査方法の見直しを検討する
『地籍調査促進検討小委員会』は、
これまでの調査方法・課題を分析し、
調査の実施体制や測量の効率化などを検討。
都市部向けと山林地域の調査方法を分けて
改善策を立案する方針。
2005年度末の調査実績は、
都市部(面積約1万2,255平方キロメートル)
約19%(面積約2,337平方キロメートル)
都市部以外の宅地(面積約1万7,793平方キロメートル)
約49%(面積約8,736平方キロメートル)
農用地(面積約7万2,058平方キロメートル)
約69%(面積約4万9,835平方キロメートル)
林地(面積約18万4,094平方キロメートル)
約40%(面積約7万3,227平方キロメートル)
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テーマ : 住宅・不動産 - ジャンル : ライフ
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