工事請負業者の競争参加資格審査に用いる技術評価(特別)点数について、
算定式の見直し案をまとめ、
『直轄事業の建設生産システムにおける発注者責任に関する懇談会』の
企業評価専門部会第6会合で、
国土交通省が明らかにした。
工事成績評定の控除点数を現行の65点から70点に引き上げるほかに、
都道府県発注工事の実績加味・技術開発の評価・工事規模評価の圧縮などを
盛り込んでいる。
近く、
建設業団体などから意見を募り、
2008年2月に予定している第7会合で部会報告として新しい算定式の素案をとりまとめ、
公表。
各企業に実工事でのデータを蓄積してもらい、
2009年2月〜3月に行われる次期(2009・2010年度)資格審査からの適用を目指す。
算定式の見直し案は、
工事規模の影響が大きすぎるとの批判がある現行の
算定式を抜本的に改める内容になっている。
現行の工事規模の評価は請負金額を100万円で割った数値を用いており、
規模の大きな工事でよい成績を修めれば高得点が得やすいため、
小規模工事が粗雑になりがちとの批判がある。
そこで見直し案では、
工事規模の評価に対数(LOG)を採用し、
指数を利用して、規模の大きさを圧縮する。
工事成績評定は、
事故による減点(3〜20点)を行う前の数値を用いる一方、
控除点数を現行の65点から70点に引き上げる。
控除点数の引き上げは、
2007年・2008年度の資格審査時に70点に引き上げる計画が
地方整備局の担当者の意向で実現しなかった経緯があり、
業界の反発も予想されるが、
国土交通省は「まずは68点にするなど、段階的に引き上げる」としており、
次期審査からの引き上げを目指す。
技術的難易度は、
難易度の高い工事の係数を現行よりも高め、
難易度の高い工事ほど高得点が出やすくなるよう改め、
直轄工事での実績がなくても、
都道府県発注工事で優良な施行を行っている建設業者に配慮し、
新たに都道府県工事の実績を評価に加え、
併せて、
部局係数を見直し、
直轄工事での係数は2段階に集約、
都道府県発注工事の部局係数は今後詰める方針。
技術開発に対する評価を追加するため、
NETIS(新技術情報提供システム)登録件数を加点評価する事も盛り込んだ。
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テーマ : 住宅・不動産 - ジャンル : ライフ
タグ : 工事 建設 国土交通省